こんにちは、アヤコです。
「なかなか決められない」というところから
「何とか自分の好きなことをやりはじめた」という段階まで来れた頃
世界が色を取り戻したようで少し景色が違って見えるし
自分の感覚を取り戻した分、生きてる実感が変わってくると思います。
先日、以下のツイートをしました。
「決める」と「決断」はちょっと違う
「やりたい(モノサシ)」が明確になる
↓
モノサシに従って「決める」
↓
やることが増えて
時間が足りなくなる
↓
何を断つか決める(決断)— アヤコ@幼児教育で才能を育てる (@momo_days) 2019年8月10日
「決める」と「決断」はちょっと違う
「やりたい(モノサシ)」が明確になる
↓
モノサシに従って「決める」
↓
やることが増えて
時間が足りなくなる
↓
何を断つか決める(決断)
今回は、これについて掘り下げます。
「決める」と「決断」はちょっと違う
以前、「やりたいが決まれば自然と決まる」という主旨の記事と
「決まらないのは情報が少ないから」という主旨のを書きました。
育児なのに早々に「決断力をつけるには」と書いている理由 【子供の頃なら簡単に身につくから】
決断できない場合は、現場を見ること。情報が少ないから決められない。
自分の「やりたい」が明確になってくると、自然と物事が決まっていきます。
そして、当たり前ですが「やること」も増えます。
最初は、自分の方向性が決まって楽しかったことも、多忙になるにつれて「あれれ??」となってくることも。
やりたいことは決まっているのになかなか先に進まないときに見直したいこと
だんだん「やりたい」と「やらなきゃ」がごっちゃになって来ると思います。
やりたいことを実現するために、やらなきゃいけないことも増えるからです。
方向性は間違ってないはずなのに思うように進まない
このような状況が、正しく歩めていればこそ訪れるのです。
ですので、ここで一度、優先順位を見直す必要があります。
優先順位について
詳しくは、こちらに書きましたのでご一読ください。
行き詰ったら「シングルタスク」 優先順位を決めるとすべてがはかどる
やりたいことを自覚するより難しいこと「優先順位を決める」こと
実は、自分の「やりたい」を自覚するのは、時間をかけて感覚を取り戻しさえすれば、ある意味、誰でもできることかもしれません。
自分の生命力に沿った動きということなので。
ただ、その次に来る「優先順位を決める」は、それこそ何パターンもあります。
そして、自分の価値基準によるもので
「好み」でしかないので正解がないというのが、ある意味やっかいです。
「やりたいこと」を決めるより
「やらないこと」を決める方が難しい
なぜなら
「やらないこと」は、かつての「やりたいこと」で今までやってきたことだから
— アヤコ@幼児教育で才能を育てる (@momo_days) 2019年8月10日
「やりたいこと」を決めるより
「やらないこと」を決める方が難しい
なぜなら
「やらないこと」は、かつての「やりたいこと」で今までやってきたことだから
今まで(無自覚であっても)やってきたことは、少なからずやりたかったことのはず。
すべて「やりたい」ことだらけの中から削るのですから難しいのです。
スティーブ・ジョブズが「何をしないのかを決める」とサラリと言ってますが
これを初めて聞いたとき「うぉーーーーい!」って思いました(笑)
サラリと言ってますが、一般人からしたら、めちゃめちゃ難易度高いぞと思って。
確かに、できなかったら次へ進めないのでしょうが…。
「何をするかではなく、何をしないかを決めることだ」スティーブ・ジョブズ
そもそもこの段階では、自分のやりたいことはかなり明確で、それに付随するアレコレもすべて「やりたいこと」に沿っているわけです。
ムダもだいぶ削ぎ落とされている段階。
その上で、さらに「何をしないかを決める」わけです。
たとえば
儲かってない事業から撤退するのは、まだ決めやすいです。
でも、儲かっている事業がいくつもあるときに、どれから撤退するのかって決めるの難しくないですか?
そういう状態。
育児でいうなら
「あれもこれも必要で、何を捨てていいのかわからない」という片付けられない状態が近いでしょうか。
実は、今の時点で、あなたはすでに、この状態から抜けられる下地ができています。
優先順位もあなたの中ですでに決まってる【自覚するだけ】
基本、あなたの「やりたいこと」を見つめ続けるだけでOK。
では、何が違うのかというと「精度をあげる」ということ。
たとえば
「りんごの色は『赤』」と言ったときに「どんな赤?」ということです。
「カレーは『辛い』」と言ったときに「どんな辛さ?どのくらい辛い?」ということです。
よく「細部に神は宿る」と言います。
プロほどささいなことの違いを理解し、こだわりがあるということに通じます。
優先順位をつけるときに、細かく細かく見ていきます
では、具体的にどう細かく見るのかの例でいうと基本的な考えは以下の3つ
- 目的対して直接的か間接的か → 直接的なものでまとめる
- 「あれば便利」レベルは実は必要ない → 「ないと困る」レベルのもの
- 常識を疑う → 必要だと思い込んでいないか
本当に「本体のみ」って感じにします。
もう少し細かく表現すると以下のとおりです。
重複していることがあればまとめる
目的と手段(作業)をわける
それがなくても回るかシュミレーション
別のものに置き換え可能か
その機能の目的は
常識だとしても、なくても実害がないならカット
まとめ 今まで決めてきたとおりでOK【精度をあげる】
あなたは、ようやく「やりたい」という宝石の原石を見つけたわけです。
一見、煮詰まった状態に思えますが
この宝石の原石に磨きをかけるステップに移動できたという、とてもよい状態です。
もちろん、磨きをかけるわけですから多少の痛みがともなう場合があるかもしれません。
それでも、盆栽の余分な枝をカットするときのように
瞬間的には痛くても「やってよかった。あー、さっぱりした」という状態になると思います。
ぜひ、自分の「やりたい」を見つめなおして精度をあげていきましょう!