「自信がない…」それは3つの要素がそろってないから

基本の話

相談される方の大半に共通するのは
「自信がない…」という思いや不安を抱えてらっしゃること。

世の中を見まわすと
すごく優秀な方なのに自信がなかったり
何でこんなに自信があるのだろうという方もいたり
自信って、ずいぶんあやふやです。

不思議だと思いませんか?

先に答えを言っちゃいます。
「思いと行動を一致させて、ちょっとがんばる」

この「積み重ね」です。

「思いと行動を一致させて、ちょっとがんばる」

1)「思い」は、自分の意思です。

「イヤイヤやっていること」「言われたからやっていること」はカウントされません。
どんなに能力が高くても、自分の「思い」でやっていないと、
結果が出たときだけの一瞬の満足のみで、自分の内面から湧き上がる自信になりません。

だからといって、仕事が好きではないからNGというわけでもありません。
仮に好きでもない仕事についていたとしても、
「家族を養うために今はこれがベスト」と自分の意思で選べていたら「思い」としては一致しているわけです。

2)行動しないと「不安」がたまります。

やることをやってない分「不安」に変換されます。
「不安」については別途、記事にする予定ですが、何にせよ
思ってばかりで行動しないと自信の持ちようがないのは誰もが実感するところだと思います。

3)「ちょっとがんばる」とは

「思い」と「行動」を一致させるだけでは自信になりません。

たとえば、
「トイレに行きたい」→「トイレに行った」
「ごはんが食べたい」→「ごはんを食べた」

思いと行動が一致していますが、
自信につながらないのがお分かりいただけると思います。

もしこれが、

リハビリ中で自力でトイレに行くのがたいへんな人が
「トイレに行きたい」→「トイレに行った」であったり、

ずっと気になってたちょっと高めのレストランに少し貯金をがんばって
「ごはんが食べたい」→「ごはんを食べた」 であったなら、

少しだけ自信につながるのがイメージできると思います。

4)結局どうしたらいいの?

自分が確実に「言動を一致できる」ことを見つけます。
上記のように、日常ですでにできていることの中の範囲でいいと思います。

ここはもう、ハードルをめちゃめちゃ下げて、
絶対に言動が一致することがポイントです。

何をするかが見つかったら
「ちょっとがんばる」の要素をトッピングします。
それは人によって違います。
個別相談の方にはその人に合うものをご提案しています。

本当に「ちょっと」で十分です。
ものすごく負荷をかけて、がんばるのもOKなのですが、
そんなしんどいことをしなくても大丈夫です。

あとは、それをどれだけ積み重ねるか(ボリュームを出せるか)によります。
毎日のことだから、続くことの方が大切です。


自信がある人を見ていると、思いと行動が一致しているのが見てとれます。
だから、人と比べることもなく、
自分の中で日々「ちょっとがんばる」をしているので
自信が積みあがっていくのですね。

ぜひお試しください。

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