幼児期からの英語教育に関する疑問に答えます

英語・勉強・習い事

「幼児期からの英語教育は気になるけど、不安なことも多い」
「実際に、幼児期から英語教育をやった人の体験談を知りたい」

子育てって、何をするにしても初めてだらけで、いちいち不安になりませんか?
やってあげたい想いはいっぱいあるのに、何をしていいかわからないし、情報はいろんなものが出すぎてて訳わからないし。

子供を産んだ10年前。
何度も心の中で叫びました。

「子供を産んだら自動で親になれるわけじゃないのに、育児ってむちゃぶりの連続すぎ」
「親になるの初めてで何していいかわからない」
「でも、子供のために何かしてあげたい!」

この記事では、乳幼児期から取り組んだことの中から「英語教育」に関する疑問に答えます。
教材販売用の広告からの情報だけではなく、なるべく実体験に近い人たちの声を集め、自分で試行錯誤しながら出した結論です。

幼児教育に関する本を数十冊

帰国子女のお子さんを持つお母様

インターナショナルスクールに通わせているお母様

国際結婚をされているお母様

同じく幼児教育に力を入れているお母様

教育関係のセミナー

これらをベースに10年実践してきたことです。

具体的には、以下の問いに答えます。

  • 幼児期からの英語教育って本当に必要?
  • 子供の英語教育っていつから?乳児・幼児・小学生?
  • 本当に、バイリンガルに育つの?
  • 幼児期から英語教育をして日本語と英語がごっちゃにならない?
  • 英語育児で身につく英語力ってどのくらい?
  • 帰国子女でも聞き取り能力が消えるから、早期の英語教育は意味ないって本当?
  • 幼児期から英語教育をしても、受験英語に役立たないって聞くけどどうなの?
  • 英語の教材は必要?
  • 英会話教室で効果ある?
  • 幼児期なのに英語漬けにしたらかわいそうでは?

10年前の悩んでいた私に語るつもりで一気に書き上げました。
お役に立てたら幸いです。

幼児期からの英語教育って本当に必要?

必要です。
むしろ、乳児期からはじめていいと思います。

なぜなら、0歳~5歳くらいまでなら「英語を英語で理解する」母国語に近い状態で身につけられるからです。

想像してみてください。
思春期を迎えてから、英語を「勉強」として時間を使うのと、はじめから身についていて、好きなことに時間を使える状態なのと。

ある意味、パパママには何のメリットもないかもしれません(笑)
労力をかけるのはパパママだけど、恩恵を受けるのはお子様なので。

でも、さほどお金をかけずに子供に贈れるギフトとしては最高のもののひとつだと思うのですがいかがでしょうか?

また、私は輸入物販の仕事をしていますが
イギリス・アメリカは英語で当たり前ですが
中国・ドイツ・ポーランドなど英語が母国語ではない方も当然いらっしゃいます。
でも、やりとりは英語です。

第二言語の人口では、英語は、ほぼ世界を網羅しています。
だからこそ、英語育児は大切。

幼児期からの英語育児については、こちらの本を参考にしました。

この本を紹介した記事はこちらからご覧いただけます。
英語育児の基本にしたオススメ本

乳幼児期からの英語教育は、本当に大切。
勉強というより日常に遊びとして取り入れるということです。



子供の英語教育っていつから?乳児・幼児・小学生?

早ければ早い方がいいです。
0歳からはじめていいです。
どのような手順ではじめるから別に記事にしますが、基本は先にご紹介した
お金・学歴・海外経験 3ナイ主婦が息子を小6で英検1級に合格させた話
に書いてあるとおりに実施しました。

勉強ではなくて「日常」「遊び」として取り入れます。
でも、パパママ的には、「本気で」一定の時間と手間をかけましょう。

ただ、小学生3年生以降(10歳~)の場合は
母国語として脳に取り入れられる時期をすぎている可能性もあるので、お子様の反応を見ながら楽しめる範囲でいいと思います。
お子様の食いつきが悪い場合は、無理強いをしないで、ある程度、大きくなってから、ガツッと勉強として取り組むといいと思います。

本当に、バイリンガルに育つの?

育ちます。
バイリンガルの定義が何かによりますが
「英語を聞いて、英語で理解し、英語で話すことができる」なら、英語耳を育てることで実現します。

読み、書きを身につけるには、もちろん文字としての英語にふれる必要がありますが、
音読絵本のアプリ「ラズキッズ」で絵本を楽しむレベルの活字とのふれあいで、英検4級を勉強なしで合格しました。

幼児期から英語教育をして日本語と英語がごっちゃにならない?

過程としてはあるかもですが、そんなのいずれ整理されて終わりです。

極端な例えですが

「appleって日本語で何ていうの?」
「リンゴだよ」
「あぁ~」みたいな感じです。

そして、そこだけ発音が英語。

大人になるまで英語圏で育ってから、日本語を覚えると、英語的な発音の日本語になるのかもしれませんが

0歳~5歳の母国語として吸収できる時期に、英語と日本語の両方を入れてしまえば、むしろどちらも使い分けられるようになります。

英語育児で身につく英語力ってどのくらい?

「日本で育って身につく日本語力ってどのくらい」
と質問を置き換えたらイメージしやすいかもしれません。

日常会話は普通にいけます。
絵本レベルの文字も、改めて教えなくても自然と読み書きするようになります。

内容の理解だとか、正しい文法だとかは、日本語同様、きちんと教えないと身につかないです。

文法などは知らないわけですから、当たり前ですね。
むしろ、英語を読むだけで文法などの法則を見出せるかって…。
日本語でも無理だと思います。

内容の理解は、やはり年相応になります。
そこは「英語さえ学べはすべて解決」ではなくて、思考力などは別の問題です。

それでも、英語を母国語のように聞くことができる力があると、ハードルがひとつないわけです。
子供が自覚するころには、英語を自然に聞き取れる状態って、子供にとってとても楽なことだと思います。

帰国子女でも聞き取り能力が消えるから、早期の英語教育は意味ないって本当?

これは、半分本当で、半分ウソです。

実際、帰国子女で、小学校低学年まではペラペラだったのに、日本に戻って中学生になるころにはすっかり忘れてる…という話はあります。

これの共通点は、途中で「文字として認識できるように置き換えなかった」があります。
耳が育って、会話ができても、文字として読み書きができる状態にならないと消えるようです。

逆をかえせば
英語の耳が育ってきたら、幼児期を目安にたくさんの英語の絵本にふれて、文字と音を一致させることが必須条件ということです。

ですので、絵本を読む年頃になったら、日本語も英語も、両方の絵本にたくさんふれさせましょう。



幼児期から英語教育をしても、受験英語に役立たないって聞くけどどうなの?

これも半分本当で、半分ウソです。

先に書いた内容と重なりますが、
幼児期からの英語教育で、日常会話は普通にいけます。
絵本レベルの文字も、改めて教えなくても自然と読み書きするようになります。

ただ、内容の理解だとか、正しい文法だとかは、日本語同様、きちんと教えないと身につかないです。

そして、受験英語に求められるのは、内容の理解や正しい文法です。
これは、勉強としてトレーニングする必要がある部分です。

勉強なしで身につくと言えるのは英検4級レベルまで。
これは実際に合格できたので断言します。

聞き取りだけでよければ、英検2級レベルまでいけると思います。
「と思います」という表現になる理由は、
家で過去問の聞き取りを試したところ、聞き取れるけど、知らない単語が多かったり、内容が難しかったりして、小学生では内容が理解できなかったからです。
また、文法の書きが当然できないので、合格としての証明ができないから。

ですので、結論は
「幼児期の英語は、ネイティブ同様の英語能力が身につきます。
でも、受験英語にはなりません」
です。

想像してみてください。

日本人で日本語ができるからって、みんなが東大に受かりますか?
勉強しなきゃムリですよね。

外国人留学生と日本人が東大目指すときに
もともとの日本語ができた方が有利でしょ、みたいなことです。

英語の教材は必要?

少しだけ必要です。
今は、ほぼYouTubeなどで英語の動画やアニメが見られるので、聞き取りはとにかく大量にしたらいいです。

絵本は、ラズキッズを基準において、そこから展開することをお勧めします。
(ラズキッズは、英語の音読アプリです。紹介記事を書いたらご案内します。アカウントをもっているので、ご興味ある方はツイッターのDMよりお問い合わせください。)

絵本の多読は、量が必要です。
でも、いちいち買っていたらお金もかかるし、買ったからといって、子供も飽きるのが早いです。
ラズキッズは、たくさんの量が随時アップデートされた状態であります。

また、音読してくれることで耳から自然に入り、カラオケのように読んでいる文字に色がつくので、音と文字を一致ができるのが最高です。

音読絵本だけなら、ネット上にいろいろあります。
でも、レベル分けされて、レクサイル指数で整理されていますか?って話
です。

やみくもに多読では、子供がよくても大人がいつか心が折れます(笑)
ラズキッズで、読んでいるレベルや、読んだ本がわかります。
現在地がわかるからこそ、不足を補ったり、成長が見えるので安心です。

ラズキッズがすべてではありません。
言ってしまえば、ラズキッズでも足りないくらいです(笑)
でも、基準があるからこそ、それを起点に展開できるのです。

英会話教室で効果ある?

使い方だと思います。
ただ、週に1回だけですべてだと圧倒的に量が足りないです。
ご家庭で、日常のこととして、どれだけ取り入れられるかだと思います。

また、英語の聞き取りのあとは「話すこと」つまりアウトプットが、とーーーーっても重要です。

ですが、週1回ではとても足りなかったのと、ほかの習い事(主にプール)のために、時間の自由がほしかったので、オンライン英会話を活用しました。

週2回からはじめるといいと思います。

オンライン英会話も、いろいろ試しましたが、
初めての方には「リップルキッズパーク」からスタートすることをオススメします。

子供向けである

たどたどしい英語でも、こちらが言いたいことを汲み取ってくれる力が半端なくある

日本語ができる先生も多い

先生によるバラつきが少ない

最初で苦手意識を植え付けると、あとがやっかいです。
リップルは、とても優しい。受け皿バッチリ。
初めてのオンライン英会話として、めちゃめちゃハードルが低いので、ここから初めて、続けるもよし、ほかに移るもよしという感じです。

慣れてきたら、週5にするためにDMMオンライン英会話に移りました。
当時、キャンペーンをしていたのもあってコスパ最強でした。

DMMオンライン英会話のいいところは

ネイティブではないけど、いろんな国の方と話せる
見た目から来る偏見や恐れなどまったく感じない物おじしない子になりました。

直前でも空いてさえいれば予約できる
子供の気分や予定次第でサッとできる軽やかさが週5つづいた秘訣です。

オンライン英会話でアウトプットをしなかったら、娘は話せるようにはならなかったと思います。
やはり自分なりに「出そう」とするのが大切。

「うまく話せなかったら」とか気にする年頃の前に、優しい先生が自分の気持ちを汲み取ってくれながら話せるのは最高だと思います。

無料体験ができるので、まずは実際にどんなものかやってみるのが一番です。

余談ですが
先に紹介した本の著者タエさんがリップルを紹介してたので、ドキドキしながら無料体験したのがきっかけです(笑)
いくつも無料体験しましたが、最初はリップルがよかったです。
 ↓ ↓ ↓


幼児期なのに英語漬けにしたらかわいそうでは?

幼児期の英語教育で
英語漬けにする必要があるかないかもよく聞きますが

子供にテレビを見せる年頃になったとき
日本のテレビは見せず
英語の子供向け番組を見せたり、音楽遊びをしたら済む話だと思います。

1日2時間くらいすぐですよ?

朝30分、昼30分×2、夜30分=計2時間

英語でも子供には娯楽

日本語だって「日本語漬けにする」とは言わないまでも、日常的に圧倒的な量にふれるわけです。
それと同じくらい英語にふれさせる必要があります。

日本のテレビを英語に置き換えたぐらいでは、日本語はゆるがないです。
それ以外のすべてが日本語ですから。

また、日本のアニメを知ってしまうと、英語のアニメを見なくなるので、軌道にのるまでは一切見せない方がいいと思います。

軌道にのったら、どちらも見るので大丈夫。

そりゃあ、子供にとって日本語の方が理解しやすい状態だったら、日本語に流れていきますよ。
そして、「英語を見なくなる→余計わからない→イヤになる」の負のスパイラルがはじまります。

どちらも同じくらい理解できる状態に仕上がっていたら、どちらもダブルで楽しみます。
むしろ、トイザラスなどで売っているおもちゃは、英語のアニメに登場することが多いから、ノリノリかもしれません。

「お友達が見ているアニメを知らないと話についていけなくてかわいそう…」という親心もあるかもしれません。私もそれを心配しました。

いざ、ふたを開けてみたら
逆に周りのお友達が「教えてあげるよ!」と、ノリノリで「アニメの先生」としてアレコレ教えてくれました(笑)

イラスト付のティッシュやら、手書きのイラストやら、何やらたくさんもらっていました。
お友達にとっても、自分の好きなことで得意なことを話せるのはよかったようです。

幼児期からの英語教育に関する疑問まとめ

教材の詳細は、また別の記事でご案内しますが、実際に行動に移すのに使うものをまとめるとこんな感じです。

「全体的な考え方」は、こちらの本
「3ナイ主婦が息子を小6で英検1級に合格させた話」

「聞き取り」として、英語の音源は、YouTubeや既存のCDなどたくさん

「文字との結びつけ」として、音読絵本「ラズキッズ」を起点にたくさん
ご興味ある方、アカウントを持っているのでツイッターのDMよりお問い合わせください

「話す」として、オンライン英会話の「リップルキッズパーク(無料体験あり)」です。
小学生からの子供英会話。外国人講師によるマンツーマンレッスンを月額3065円から。パパもママも一緒に受けられる。きょうだいでも一緒に受けられる。しかも月謝は1人分。何人で受けても1人分でOK。入会金なし。英会話が初めてのお子様にも安心の超初級レベルから。

「文法」は、くもんを始めてみましたが、成果が出たらお知らせします。

子供を育てるのは、未来を育てるのと同じこと。
子供が大人になるころは、世界との関わりなくして生きていけないと思います。

だったら、「気づいたときには英語が普通にできてた」という状態をつくってあげるのは、親から贈れるギフトのひとつだと思います。

親はたいへんですけどね(笑)
子供の成長を見るのは楽しいですよね。一緒にがんばりましょう♪



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