こんにちは、アヤコです。
前回、以下の記事をお伝えしました。
決断力を身につける簡単トレーニング【食事】
きっかけは、ツイッターでふと思いついたときのネタです。
ある意味、当たり前なので改めて言うと笑われてしまうかもしれませんが
日常生活の中でできないことなんて身につくわけないですよね。
だって、普段でできないんですから。
逆をかえせば、普段でできることって、たーーーーーっくさんあるってことです。
何をどう鍛えたらいいのか、日常生活の中ですぐにできる一歩のシリーズです。
先日、以下のツイートをしました。
子供に考える力をつけさせるための
もうひとつ手っ取り早いのが「お財布を渡して子供に払わせる」
子供にお金を出させる。
(お店の人の迷惑になりそうならすぐ代わる)子「何を出したらいいの?」
私「分からなかったら、お札を出しといて」お金を払うということの意味に気づきます。
— アヤコ@幼児教育で才能を育てる (@momo_days) 2019年8月14日
子供に考える力をつけさせるための
もうひとつ手っ取り早いのが
「お財布を渡して子供に払わせる」
子供にお金を出させる。
(お店の人の迷惑になりそうならすぐ代わる)
子「何を出したらいいの?」
私「分からなかったら、お札を出しといて」
お金を払うということの意味に気づきます。
このブログまでわざわざ起こしくださったあなたのためにツイートでは書いてないことを補足で書きます。
「お金を使わせる」ではなくて
「お金を払わせる」ということがポイントです。
もちろん、ツイートでも正しい情報を出しています。
ただ、「自分の見たいように見る」クセがついている場合、下準備なしで、いきなり「予算をもたせる(お金を使わせる)」にいってしまうのではないかと思います。
まずは「払わせる」のみです。
余談ですが「稼がせる」からも始めません。
払うことの意味がわからないのに、何かをしたときにおこづかいをあげてもキョトンとするだけです。
お金を払わせるのが決断力の手っ取り早いトレーニング
なぜ「払わせる」が先なのか?
バイトでも何でもいいのですが、初めての仕事をイメージしてください。
勤務初日に「君の担当ここね。じゃ、あとよろしく」ってどう思いますか?
「自分で考えるにしても、最初の基礎くらい教えてくれよーー!」って思いませんか?
お金をいきなり「使わせる」のではなく「払わせる」から入るのもそれと同じです。
「お金を払わせる」の例をあげると以下のとおりです。
- スーパーなど買い物でレジで支払うとき(親が一緒)
- コンビニで買い物をするとき(場合によっては子供だけもOK)
- 振込用紙などを使っての支払い(親が一緒)
意外と選択肢が限られているのが分かると思います。
「現金」にふれるところからのスタートで、ネットでクレジットカード払いは除きます。
「体感して理解する」が目的なので、ネットとクレカでは現金にふれたことのない子供には理解が難しいです。
1 スーパーなど買い物でレジで支払うとき(親が一緒)
これが一番安心だと思います。
スーパーでなくてもいいですが、レジで現金で支払う場合です。
単純に支払いの段階になったらお財布からお金を出させるだけです。
子供が迷ったら「お札を出せばいいよ」と言うだけ。
事前に、足りるお札(一万円札、五千円札)を仕込んでおきましょう。
お金の計算だとか、どのコインがいくらだとか教える必要はありません。
そんなの言わなくても子供が気づいて聞いてきます。
聞かれたら「どう思う?」と「何だと思う?」とワンクッションおいてから答えたらいいです。
「子供が考えない」「自分から動かない」という方の傾向として、何でも教えすぎ、与えすぎな気がします。
そりゃあ、考えないし動かなくなると思います。必要ないから。
「やりたくてやる」こと以外は、必要に迫らないとやらないです。
大人も子供も。
「お財布からお金を出す」「おつりを受け取る」ができたら成功です。
出し入れができる年齢になったら、いつ始めてもいいと思います。
ポイントは
- レジに並ぶ前に「代わりに払ってくれる?お財布を渡すから」と声かけして子供の了解をとってからレジへ
- 必ず成功させたいので、混雑時には決してやらない(空いてるレジが他にあるとき)
- お札を出せばいい状態にしておく(小銭はあってもよい)
- 子供が混乱するので、お財布に余計なものは入れない(レシートなど)
- 大人は上記の事前準備をしますが、子供に事前の練習はさせない
大人の希望があっても、子供の「やりたい」がない場合はやるのはNG
初回の成功体験があるから次へつながります。途中で切り上げずにやる
必要に応じて子供にわからないようにフォローする
いきなり話をふってやらせるドキドキ感に慣れることこそ、どんな状況でも対応できるメンタルになります
たぶん、うちは「いきなり話をふる」がめちゃめちゃ多いです(笑)
何回かやって慣れてきたら、レシートがあっても大丈夫です。
(おつりを受け取るときに一緒にもらいますから理解してきます)
子供にとって「人ごと」だったことが、急に「自分のこと」になるという新世界です。
おつりを受け取ったときに「どこに入れたらいいの?」と聞かれるまで何も教える必要はないです。
マイルールがある場合は、理由と共に一緒に教えるといいかも(必須ではないです)
うちのマイルールは「レシートを外側から置いていく」です。
日付順になるのであとで並べ替えずに済みます。
コンビニで買い物をするとき(場合によっては子供だけもOK)
基本は「スーパーなどで買い物をするとき」と同じです。
慣れてきたら、お菓子1個、おむすび1個などの支払いの場合、子供だけに払わせるのもありだと思います。
※店員さんの視界に入る範囲にいましょう。
振込用紙などを使っての支払い(親が一緒)
これは、子供にとって、またひとつ新鮮な世界になります。
コンビニなどで払うこともできますが、できれば窓口にいくといいですね。
基本は一緒で、混雑時には決してやらずに、周りを気にすることなくできる状態で。
ちょっとローカルなところにある郵便局あたりが時間帯によっては貸切状態になるので、そういうところがいいと思います。
もちろん、親がしっかり付き添って、周りに迷惑をかけない体制万全で。
順番待ちのカードを引く(誰もいなくても)ところから
窓口の大人に用紙を出すなど
表向きの主体はもちろん大人ですが、隣に一緒にいる子供にとっては自分が主役のドキドキハラハラでいっぱいです。
何回かやると「もういい」ってなるので、そうしたら自分の負担を軽くするために引き落としに変えましょう(笑)
まとめ子供の決断力を身につけるのは日常の世界で十分
極論をいってしまえば「教えない」「与えない」でもいいのかと思いますが、それだとよほどうまくやらないと難しいので「~すぎない」に留めました。
また大人の場合、お金の管理が女性だったとしても、支払うときは男性にお願いするようにすると、男性の「自覚」感が変わると思います。
- 教えすぎない
- 与えすぎない
- 大人の世界を追体験
- 聞かれてから答える(一度、考えさせる)
- いきなりやらせる
いろいろ細かく書きすぎたかもしれませんが
子供にとってドキドキハラハラの楽しい冒険になるよう
周囲との折り合いも含めてサポートしてみてください。