こんにちは、アヤコです。
前職で約8年かけて1万人の人に会ううちにさまざまな仮説を立て当てられるようになりました。
その仮説を幼児教育に応用してきたところ、結局、子供と大人の違いはあれど人が進化する過程は同じだと確信しています。
さて、以下のツイートをしました。
小さな象の話。
子供のころに「絶対に足かせを外せない」と刷り込まれると、大人になって外せるだけの力が身についても逃げることがないそうです。「これまでのあなた」の中に
子供のころ刷り込まれた価値観がひそんでいませんか?あなた由来でないことは手放しましょう。
— アヤコ@幼児教育で才能を育てる (@momo_days) July 25, 2019
小さな象の話。
子供のころに「絶対に足かせを外せない」と刷り込まれると、大人になって外せるだけの力が身についても逃げることがないそうです。
「これまでのあなた」の中に
子供のころ刷り込まれた価値観がひそんでいませんか?
あなた由来でないことは手放しましょう。
今の世の人は、ほとんど初期のプログラミングのまま気づくことなく大人になっていると思います。
決断力をはじめ、すべては「これまでのあなた」に刷り込まれた価値観
今ある現在地は、もちろん、今までのあなたが選んだ結果です。
でも「あなたの選んだ結果です」と言われて
「そうなんだけど、どこか納得いかない…」という思いを抱えた方は、その程度によりますが、ほぼ間違いなく自分由来でない「誰かに刷り込まれた価値観」に少なからず支配されていた(いる)と思われます。
あのときも、このときも、自分で選んできたはずなのに
どこか納得していないから湧き出てくる感情。
つまりは、人の価値観に従った結果ということです。
(人の価値観を良しと納得して、自ら取り入れた場合は別です)
それは誰の価値観ですか?
いったい誰の価値観でしょうか?
親や親戚?
友人や知人?
地域や国?
マーケティングなど情報?
「人は不安を抱えているとき」や「心に穴が開いているとき」に、人の価値観を鵜呑みにし、支配されやすくなります。
買ったときは「ほしい!」と思ったのに、すぐあとで
「何でこんなのがよく思えたんだろう?」
というときはマーケティングに操られた可能性もあります。
「こうあるべき」「だって普通こうでしょ?」は誰が決めた?
男らしく、女らしく…
何才までにはだいたいこうでないと…
誰の価値観ですか?
それが人の進化に即した合理的なものであるなら
自然なものだと思いますが、時間の経過や歴史の変化と共に変わってしまいそうなものですか?
「自分由来の自然な価値観」と「不安をあおるニセモノの価値観」
この2つの価値観を自分の心の動きをよく観察することで見極める必要があります。
簡単な言い方をするなら
生き生きしてくるのか
エネルギーを吸い取られる感じがするのか
で見分けたらいいです。
5年前の自分のこだわり、今にどれほど影響がありますか?
価値観が自分を形成しているとはいえ、細胞が入れ替わるように考え方も経験などによって入れ替わります。
なので、過去こうだったから変えてはいけないということはないです。
そんな枝葉にしがみつかなくても、根幹をなす部分(中心点)は変わらないです。
不要な枝葉は、バッサリ剪定しましょう。
切った瞬間は痛かったとしても、ムダにしていたエネルギーが本体に戻ってくる分イキイキしてくるはずです。
赤い色眼鏡をかけていると赤い石が見えなくて転び、かつ理由がわからない
不要な価値観を捨てたほうがいいのは、このタイトルのとおりです。
不要な価値観=色眼鏡
赤い石の存在に気づけないわけです。
ほかの人には丸見えなのに、自分には周りの人が何を言っているのかわからない状態。
失敗する理由がわからなくて、くり返す
時を変え、場所を変えても、同じ失敗をくり返してしまうことはないですか?
それは、あなたのせいではなく「色眼鏡」のせいだと思います。
本気で見えてない。
でも、周りの人にはそれがわからないわけです。
相当な孤独だと思います。
見えなかったら手探りしたらいい
大人になってから、かかった分は、自分でもはずせると思いますが、幼いころのものだと、そもそも色眼鏡がかかっていることに気づけないので、自力でとるのは相当、難易度が高いです。
でも、とれないわけじゃない。
見えなかったら、手探りしたらいい。
つまりは、くり返してしまう状況証拠を自分で集めて
共通点は何か
トリガー(きっかけ)になっていることは何か
ほかの人は反応しないのに、なぜ自分は反応してしまうのか
などを合理的に分析していくのです。
あなたが悪いわけではない色眼鏡のせいで屈折して見えるだけ
がんばっているのに、うまくいかない…。
人生をあきらめたくなりますよね。
がんばっているのに、正しくがんばれていないから結果に結びつかない。
でも、原因がわからない。
赤い色眼鏡をかけていたら青いものすら紫に見えます。
だから、正しく認識できてないのですから、やる気が結果に結びつかないのもあなたのせいではないです。
だから全力で、色眼鏡をはずすところから。
自分都合→洗脳、相手の役に立つ→教育
色眼鏡というと、どうしても少なからず「親」の存在に行き当たると思います。
でも、親だって、ベストではないかもしれないし
自分の不安を投影してしまったこともあったかもしれませんが
それでも、あなたを少なからず思ってのこと。
そこを恨みに思うより
「ダメなものはダメだけど、仕返しはしない」と割り切って
あなただけのためにエネルギーを使いましょう。
いつだって「上書き」できる
死ななくても、何度でも生まれ変われるってこういうことです。
だから、大丈夫。
なりたい自分に一歩一歩、近づいていきましょう。
今度は、自分で自分を育てるのです。