「感情」は結果を味わい、行動を修正するためのもの。

基本の話

こんにちは、アヤコです。

不安や嫉妬などマイナスの感情がつらすぎて
自分で理解できるところまで掘り下げて分析して
自分なりに定義付けしながら生きてきました。

でなかったら、生きるのたいへんすぎる…。

怖い=対象がハッキリしない(不安)
→何かやり残しがあるよ、というサイン
恐い=対象がハッキリ
恐い理由をどこまでもつぶしていく
「あー、もうここまでやってダメなら
ムリムリ(ヾノ・∀・`)
逆さにふられても鼻血もでません」
いい意味でのあきらめ
さっぱり感
清々しさ

で、途中で気がつきました。
マイナスの感情も、プラスの感情も、すべては進化成長させるため

「なぜ成長しなくてはいけないのか」は、また何かの機会に。

今日は「感情」について掘り下げます。

マイナスの感情もあなたを進化させるためのもの【取り除く必要はない】


たぶん、多くの人がマイナス感情を取り除こうとしているのではないでしょうか?
これ、不毛です

なぜかというと大きく2つの理由があります。

マイナスもプラスも感情を味わう場所は同じ

マイナスを感じないようにするとプラスも感じなくなるジレンマ。

生きるための必需品

もしケガをしても痛みを感じることがなかったらどうでしょうか?それと同じ。

マイナスもプラスも感情を味わう場所は同じ

感情をなくすほどに追い詰められたことのある人は共感してもらえると思います。

マイナスの感情をとおりこして何も感じなくなってくると、同時にプラスの感情も感じなくなります。

「感情」は結果を味わい、行動を修正するためのもの。

感情は行動するためのものではないです。
感情(モチベーションのあげさげ)で行動すると続かないです。

行動して得た結果に対して
「快」「不快」を感じて、次の行動をどうするか決めていくための機能です。

大事なのは「何を感じているか」に目を向けること。

見たくない現実も多々あるかと思いますが
マイナスの感情もあなたの人生をよりよいものにしようと一生懸命に働いているのです。

生きるための必需品

もしケガをしても痛みを感じることがなかったらどうでしょうか?

血が流れても骨が折れても痛みがないから気づかない状態。
ふつうに、まずい状態ですよね。

多くの人が「心」については「痛みを感じなければいいな」と思っていると思います。

でも
「転んでケガをした→痛みを感じるから神経を切っちゃえ」
のおかしさはわかるはず。

心も同じ。

痛みを感じたら

何に痛みを感じているのか

ケガした場所の確認

なぜ痛みを感じているのか

スリ傷、やけど、ケガの種類の確認

どうしたら痛みを止めることができるのか

砂やトゲを取り除く必要はあるのか
止血や消毒など必要な手立ては何なのか

心の痛み日常の小さなストレスを無視してはいませんか?
ケガをしたら放置…ということはないですよね。同じことです。

今から認識を変えるだけで人生が大きく変化すると思います。

感情は味わい切るまで消えない


つらかった気持ちにフタをしたまま今日まで来ていませんか?

一度、発生した感情は「味わい切るまで消えない」です。

心のどこかに残っていて、思わぬときに思わぬところから顔をのぞかせます。

時に、自分の人生を邪魔しているのではないかと思えるほどです。

ここぞって時に、同じパターンで何かをやらかしてしまう方、ここを疑ってもいいかもしれません。

邪魔をしているのではなく「やり残しの宿題」

マイナスの感情も、あなたをよりよい人生に導くために存在しています。

たとえば、算数。
たし算やかけ算がよくわからないまま分数に進んでも、何が何だかわからないですよね。

それと同じこと。
封印してしまった感情は「味わい切る」まで消えることはなく、味わったその先にあるものこそ、あなたが進みたいと願った行く先の可能性が高いです。

ただ、時々、味わうのには衝撃が大きすぎて一時的に封印されている可能性もあります。

今、表面化したら逆に劇薬…みたいな感じ。

こういう場合は、自然に浮かび上がってくるまで放置で大丈夫。

逆に、チラチラ登場する場合、「今、向き合えば、あなたが行きたい方向のヒントが得られますよ」ということ。

モンスターを倒してアイテムを手に入れるようなものですね。

本当に人生はRPG(ロールプレイングゲーム)に似ている部分が多々あります。

直接、向き合うのがたいへんでしたら、ゲームに置き換えて取り組んだらいいと思います。

プラスの感情は?


誤解を恐れずにいえば、現代社会で正しくプラスの感情を使えている人は少数派だと思います。

一時的な「快」の状態ではなく、本当のプラスの感情。
自分が自分でいることへの感動。

善だ、悪だ。
光だ、影だ。
プラスだ、マイナスだ。
…といっている限り、ラビリンスの只中だと思われます。

たとえていうなら、宇宙に光も影もなく
「地球」があるから、光の部分と影の部分ができる。

ことの本質は、光でも影でもなく「地球」みたいな感じです。

でも、進化の流れ的に、今から10~20年くらいかけて
自分を取り戻す人が増えていくのだと思っています。夜明け。

だいぶ抽象論になりました。
抽象論は考え方の骨格として大事ですが、現実には直接使えないので流してくれて大丈夫です。

「不安」「恐怖」は何のメッセージ?


さて、はじめに戻りますが、「不安」「恐怖」はどのように向き合ったらいいでしょうか?

ひとつ言えるのは、「不安」を動機に決断したことはうまくいかないです。

「不安」はあくまでセンサーで、「あなた」という本質ではないからです。

現代社会で多くの人がうまく進まない原因はここにあるのではないかと思います。

私自身、向き合いたくない感情のトップ3にランクインする感情が「不安」です。

(もぅ~、ムリムリ!)と、不安がやって来るたびに、今も思います(笑)

正体不明に思える「不安」の正体は…

「何かやり残していることがありますよ。」

というメッセージです。ちょっと突飛な答えに思えますか?

でも、心のどこかで知っているはずです。

まだやり切っていない、やり尽くしていないことがあることを…。

言い換えれば、不安に思うことをつぶしていく作業をしていないということです。

対象がハッキリしない場合「不安」で、ハッキリしている場合「恐怖」となるわけです。

本当に本当に、「あなたの器の中で」やり切ったときに残る感情は、

「もうこれ以上、今の自分にやれって言われても無理。
これで、何かあっても、もう仕方ありません。もうなるようになれ~!」

という「いい意味」でのあきらめというか、開き直りというか…。

さっぱりとした清々しささえ感じるかもしれません。

あなたが不安に思うことは何ですか?

頭でグルグル回っているようでしたら、紙に感情共々書き出すとスッキリします。

(見られて困る内容でしたら、用が済んだら、粉々にするとか燃やすとかして捨てましょう。)

そして、何かの理由でやっていなかったことに、今こそ取り組んでみましょう。

まとめ

あなたが感じていることは、あなたの人生の中で、すべて正しい。
そのセンサーをヒントに自分の望む人生を作っていきましょう。

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