こんにちは、アヤコです。
以下の2記事をお伝えしました。
決断力を身につける簡単トレーニング【食事】
決断力を身につける簡単トレーニング【お金】
どんなことでもそうですが
できるようになるためのトレーニング含めて
日常生活の中で習慣にできないことなんて身につくわけないですよね。
だって、普段でできないんですから。
逆をかえせば、普段でできることって、たーーーーーっくさんあるってことです。
何をどう鍛えたらいいのか、日常生活の中ですぐにできる一歩のシリーズです。
先日、以下のツイートをしました。
子供に考えるチカラを身につけさせるには
「予算をもたせる」
のも一案。
与えられた枠(予算)で自分なりに表現。たとえば、お友達をお家に呼ぶとき
飾りつけを予算500円で。
家にある材料?100円ショップ?
そのまま飾るもの?自分でつくる?
季節感?好きなもの?選択肢が知恵をつけます。
— アヤコ@幼児教育で才能を育てる (@momo_days) 2019年8月15日
子供に考えるチカラを身につけさせるには
「予算をもたせる」
のも一案。
与えられた枠(予算)で自分なりに表現。
たとえば、お友達をお家に呼ぶとき
飾りつけを予算500円で。
家にある材料?100円ショップ?
そのまま飾るもの?自分でつくる?
季節感?好きなもの?
選択肢が知恵をつけます。
このブログまでわざわざ起こしくださったあなたのためにツイートでは書いてないことを補足で書きます。
つい、親がアレコレ手を焼きがちですが、どんなにがんばったって、親の方が先に死んじゃうと思います。
そこまで極端じゃなくても、子供のころに散々かわいがっておいて、年齢だけ成人したら「もう大人なのだから自分で考えてやりなさい」って鬼じゃないですか?
親の目の届くうちに、子供が言うこと聞く年頃のうちに
子供が自立できるように必要なことを身につけさせることです。
まずは、先の記事に書いた「自分で払う」を実践してください。
それが身についてくると、子供の言動が変わってきます。
そのころを見計らって、子供に予算をもたせます。
もちろん、子供がイヤがったらやらないですが、「ちょっと不安」程度でしたら、親がフォローすることを伝えて安心させると「じゃあ、やってみる」とチャレンジすると思います。
何でも、子供の「やりたい!」がベースにあることが重要です。
「お金を払わせる」の次は「予算を持たせる」のが決断力の手っ取り早いトレーニング
「なぜ「払わせる」が先なのか?」については、先の記事に詳細を書いたのでご覧ください。
子供の決断力を手っ取り早く身につけるトレーニング【お金】
「予算を持たせる」ことが急激に人を成長させることは、大人なら誰しも体験があるのでは?
よくある例としては…
女性だったら
結婚して家計を自分がにぎるようになったとき、家賃も保険も、自分で考えて采配をふるわなくてはなりません。
何を基準に選んだらいいのかと、頭が痛い思いをしたのではないかと思います。
男性だったら
仕事でプロジェクトをまかされたり、後輩をかかえたり、限りある枠でも自分で使っていい予算を与えられたようなとき、どうやって動かそうと思って、思うようにいかなくてジレンマを抱えたことがあるのではないかと思います。
何にしても「何か、最初の型を知りたい。みんなどうやってるのか教えてくれーー!」って思ってネットで調べたのではないでしょうか?
もしこれが、ある程度、自分の判断基準をすでに持っていたら、かなり楽なのがお分かりいただけるかと思います。
「予算を持つ」の例は、日常の何気ない1コマまで切り取ると、お金を使うようになったら無限大にあります。
- コンビニで買い物をする(おこづかいの中での組み立て)
- 食料品を買う(好きなもの、栄養、食べ残しなど考える要素いっぱい)
- 本(育児書、参考書)を買う(周りの評判、金額、内容のチェック)
金額以外に考える要素がたくさんあるのが伝わると思います。
「予算」って、お金以外の要素がいっぱい。
なので、最初のステップとして「払う」だけをまず体験なわけですね。
払う過程の中で、大人がどんな使い方をしているのか、子供は追体験をできます。
子供がやりたがることに近いことから(あそぶ、お友達、工作など)
何でも子供の「やりたい!」が基本になるので、
「あそび」の要素があることで、お金を使っていいことにしましょう。
自分が遊びたいことにお金を使っていいのですから、たぶん大喜びすると思います(笑)
余談ですが、もしここで喜ばないようでしたら、もしかしたらですが…
親の方が普段から「何かをダシに子供を言うことを聞かせよう」としているのかもしれません。
子供にしてみたら「そんな喜ぶことを言って、今度は何をたくらんでるの?」って気分なのかも。
さて本題に戻します。
ただし、与える予算はたっぷりではいけません。
「ちょっと足りない」かどうかぐらいの加減で。
「もっとこうしたい。けど、足りない…」となったときに、子供なりに真剣に考えはじめます。
それでは、3つの具体例を使って掘り下げます。
この例が正解ではないので、お子様に合わせて考え方のヒントとして。
幼稚園から小学生くらいの子をイメージして書いていますが、それより大きなお子様や大人の場合は、少しアレンジして使ってください。
縁日(お祭り)
飾りつけ
ごはんの材料を買う(カレー)
決断力をあげる具体例「縁日(お祭り)」
大人が買って与えていませんか?
子供に「むだづかい」の楽しさを教えるチャンスです。
何でもマジメに取り組むばかりがコツではありません。
「狙った範囲で」ムダをすると、逆にトータルでムダをしなくなります。
お子様の年齢に応じてボーナスを与える感覚で少し多めに。
子供は普段でもたない金額にキラキラすると思います。
で、ついでに一言こう言い添えます。
「あまったお金は、返さなくていいから。自分のおこづかいにしていいよ」
これで、子供の迷う気持ちは一気にあがるはず(笑)
「えー!うれしいけど、迷う~(@@)
目の前のものはほしいけど、使わなければ他で使える…」
めっちゃ葛藤すると思います。
でも、正解はないです。
大切なのは、子供なりに考えて、自分にとって大切なのは何か決めて行動すること。
大人が変な誘導をするのは、ここでは避けましょう。
子供が何か聞いてきたら、真逆の選択を2つ教えてあげること。
さすがに、子供の知識の限界がありますから
大人目線で、広い視界でとらえた真逆の選択や選ぶ世界に何が続くかを教えるのはOK。
(こういうあたりで、大人が一目置かれるようになります 笑)
選択の内容そのものではなく、自分で選らんで動けていることを認めてあげてください。
あと、子供が楽しんでいるかどうかは必ずチェック!
決断力をあげる具体例「飾りつけ」
与えられた枠(予算)で自分なりに表現。
たとえば、お友達をお家に呼ぶときでも
季節の変わり目に家の中の模様替えをするときでも
まずは子供に予算500円~1000円くらいで与えるのはいかがでしょうか?
飾りの場合、高額になることもあるかもしれません。
家の雰囲気が…ということも。
その場合は「子供のコーナー」を限った範囲で与えて担当させるといいと思います。
ご家庭に応じてアレンジで。
「飾る」ひとつとっても、いろいろ考えることや選択肢があります。
- 家にある材料
- 100円ショップで買う
- もっといいものを買う
- そのまま飾るもの(生花など)
- 自分でつくる
- 季節感
- 好きなもの
選択肢が知恵をつけますし
「今の自分」の好きなものが、お題を与えられることでわかります。
仕上がりはともかく
過程を楽しむこと
取り組んだこと
に重点をおいて認めてあげるといいと思います。
ここで大切なのは「自分で考えて行動することって楽しい!」と仕込むことです。
「やっても否定される」と思えば意欲が失せます。
行動を積み上げることが、知恵になっていきます。
そのベース作りと思って、もし訂正したいことがあったら「次は、こうするともっとよくなると思う」と言い添えるくらいで。
決断力をあげる具体例「ごはんの材料を買う(カレー)」
「ごはんの材料を買う」も実は考える要素がいっぱい。
主婦の方なら同意してくださるかと。
ここでは取り組みやすいようにカレーを例にします。
材料選び
「カレーの材料なんだっけ?」だけでも、子供が小さいうちは十分。
普段、意識していないカレールウひとつとっても
自分の家が何を使っているのかパッてわかるのは食事を作っているパパ&ママくらいなのでは?
その見比べるというところがまた決断力をあげていきます。
もし余裕があったら、今使っているカレールウを選んでいる理由を伝えてもいいですね。
子供が違うのを選んでも「たまには気分が変わっていいね」でも。
いつもと違ったとしてもカレーなら究極に失敗することはありません。
あと「カゴに入れる」のも子供にさせましょう。
カートの管理もさせたいところですが、疲れるかもしれないので、そこまではムリにさせなくても。
親は「いない」ものと思って動いてもらうくらいで。
内容の発展
カレーのいいところは、基本はシンプルなのに、いかようにも展開できるところ。
隠し味に何かを入れようと思ったら、それこそいろいろありえますよね。
「これを入れたらいいんじゃない?」と楽しく展開させて、実際につくるときに子供に入れさせるといいと思います。
料理と「化学」は似ています。
測ったり、加熱したり、混ぜたり、これらを「楽しい!」って仕込むのも大事。
もちろん、具材選びもお好みで。
トッピングまで考えたら、ある意味、無限。
予算をどこまでかけるのか「今回は特別バージョン」で盛り上げていくのか、お好みで。
こうやってカレーの材料を買うだけでも、子供に考えさせるチカラをつけさせる展開ができます。
子供がイヤがったときは、やらずに
「やりたい!」って言い出したときが最大のチャンス!
子供の「やりたい!」って
だいたい子供が小さすぎるか
「え?今!?」と思うタイミングになるかのどちらかが多い気がしますが
子供がやりたいときが、一番吸収がいいと腹をくくって、できる範囲でいいのでなるべく対応してみましょう。
まとめ
すべてに共通しますが、以下のポイントが大切です。
- 教えすぎない
- 与えすぎない
- 大人の世界を追体験
- 聞かれてから答える(一度、考えさせる)
- いきなりやらせる
考えるチカラを身につけるトレーニングと思って、課題のうまい下手は一切目をつぶりましょう(笑)
子供にとってドキドキハラハラの楽しい冒険になるよう
周囲との折り合いも含めてサポートしてみてください。
大切なのは、子供なりに考えて、自分にとって大切なのは何か決めて行動すること。
大人が変な誘導をするのは、ここでは避けましょう。
子供が何か聞いてきたら
大人目線で、広い視界でとらえた真逆の選択や選ぶ世界に何が続くかを教えるのはOK。
限られた子供時代。
子供の反応を見ているだけでおもしろいものです。どうか義務ではなく「あそび」で楽しんで。
というわけで、最後に
大人(自分自身)も楽しんでいるかどうかのチェックもお忘れなく♪